「福博 春よこい!ラン」(長文です)

室見川ランニングクラブ フォーラム テールランナーさま用 「福博 春よこい!ラン」(長文です)

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    テールランナー
    ゲスト

    (ご案内とご注意)
    とぼとぼと長い文章です。ですから、お暇でお時間のある時にゆるりとお読みください。

     旅とランニング、いいとこ取りの「旅ラン」。
    “旅ランナー”が気の向くままに10キロほどを走って旅すれば、走るからこそ見えてくる新たな魅力!!

     奥貫 薫(おくぬき かおる)さんのナレーションで始まります。(以降、‘・・・・・・・’は奥貫さんのナレーションです)

    ‘ふらっとあの街 旅ラン10キロ、今回は九州最大の都市です’
     この福岡をわざわざ『福博(ふくはく)』などと、めんどくさい言い方で呼ぶ人もいらっしゃいます。それは、もともとの博多エリアを『博多部』、それに対して福岡エリアを『福岡部』と呼んで区別されていたからです。
     本来の『博多部』は、東を御笠川(石堂川)、西を那珂川にはさまれた海へ抜ける道を中心に、南北の考え方で約二キロの地域です。それに対して『福岡部』は、東を那珂川、西を桶井川(田嶋川)にはさまれたお城を中心に、東西の捉え方で約四キロの地域です。
     『博多部』と『福岡部』の特色は、『博多部』が商人の町(港町、しかも国際貿易都市)であったのに対し、『福岡部』は武士の町(城下町、それも筑前五十二万石)です。もう一つは『博多部』が「奴国」「邪馬台国」の存在した二千年以上も前から人々の営みが続いているとても古い町に対して、『福岡部』は四百年ほど前に作られたばかりの真新しい町です。

    【JR博多口駅前広場】
     3月12日の今日、九州新幹線(博多駅~鹿児島中央駅)は2011年3月12日の全線開業から10周年を迎えました。イギリスの彫刻家 ヘンリー・ムーアさんの作品「着衣の横たわる母と子」やケヤキが配置された博多駅前の緑蔭広場にひっそりとサムライの銅像があります。知っとりますか。
    「酒はのめのめ のみこみて 日の本一の その槍を 取りこすほどに のむならば これぞまことの 黒田武士」と歌って舞う豪快な民謡『黒田節』の銅像です。民謡は黒田武士じゃないよ黒田節!間違えたらいかんと。
     黒田八虎のひとりに数えられる母黒太兵衛(ぼり たへえ)を迎えて、大杯に満々と酒をつがせて、福島正則(ふくしま まさのり)は「これを飲み干してみよ、さすれば所望するものを何でも取らせる」と勧めた。太兵衛が「それまでおっしゃるなら」とその大杯を飲み干して日の本一の名槍『日本号(“にほんごう”、“ひのもとごう”とも)』を飲み取ったというエピソードが民謡『黒田節』です。
     黒田武士にならい姿勢がまっすぐなるように、背筋をしっかりと伸ばし、おへそから指3本分下にある『丹田(たんでん)』に気持ちを向けています。

    スタート地点 博多駅 8:30a.m.

    ‘先ずは、博多駅から一直線に延びている大博通りにむかいます’
    【大博通り】
     大博通りは秀吉の太閤町割りの基準線となった道筋です。その昔、波の穏やかな博多湾に二つの砂丘がありました。卑(ひく)きを積(つ)んで高(たか)きを為し、砂丘が高まると北部沿岸部の息浜(おきのはま)と内陸部の博多浜(はかたはま)となった。この高地となった二つの浜を南北に背骨のように貫く道筋が大博通りです。この通りができたら、それまでの南北の往来に東西の行き来も加わり、町のにぎわいは大きく広がっていきました。
    ‘今回の旅ランナーさんとても元気、室見川ランニングクラブのメンバーですって’
     大博通りの最初の信号を右に折れたら出来町公園があります。なんと、この辺に初代博多駅があって「九州鉄道 博多停車場」と呼ばれたようです。その頃、長い煙突から煙をはくドイツ製蒸気機関車がピーッと汽笛を鳴らして停車場から滑り出す。今、出来町公園横のゆるやかな高低差のある道を走っています。この下にはレールが埋まっているそうです。3代目博多駅が現在の場所に移転新築された際にレールは撤去されずに、そのままにして埋められたのでこん盛りした道となっています。そのレールを「日本最初のブルートレイン」となった寝台特別急行列車「あさかぜ」も走っていたそうです。シュッシュッポッポ、ガタンゴトンとリズミカルな車輌の走行音が聞こえてきます。動き出した蒸気機関車のようにゆっくりゆっくりと走って承天寺通りに出ました。向きを左に変えます。
    ‘くぐってみましょう’
    【博多千年門】
     九州を治め、大陸との外交や軍事面を担った役所(大宰府政庁)と博多湾を結んだ古代官道(大宰府官道)に辻堂口門(つじのどうぐちもん)がありました。『博多千年門』はこの辻堂口門にならって木造の格式高い四脚門で、幅高さともに末広がりの8mです。『博多千年門』の名付けには、「博多のこれまでの歴史の積み重ねと、これから千年先までの繁栄を祈念するもの」という思いが込めらていた。
     承天寺通りは門をくぐり抜けて歴史的文化財が残る寺社町につながっています。草木に囲まれた承天寺通りは風情がとても豊かで脇に花が咲いています。(ジンチョウゲ)
    ‘素敵なお庭’
    ‘お寺かな’
    【承天寺(じょうてんじ)】
     毎年正月十一日に、承天寺のご住職が塔頭や末寺の僧侶らを従えて筥崎宮(はこざきぐう)に参拝されます。承天寺を開山された円爾弁円(えんにべんえん、後の聖一国師)さんが宋から帰国する折りに海難に遭遇されました。この海難を円爾弁円さんは筥崎宮の加護で救われたそうです。恩義を忘れずにお礼参りされる袈裟をまとったお坊さん達を筥崎宮で拝見することができます。居合わせた皆さんは顔を見合わせて、今年も穏やかに新年を迎え得たことを心から喜ばれて微笑みを浮かべています。
     聖一国師は帰国する際に製粉の技術を持ち帰りました。「お饂飩・お蕎麦・お饅頭」などの粉物食文化がここから全国に広まっていきました。それで境内には「饂飩蕎麦発祥之地」という石碑が建っています。
    ‘うどん(饂飩) どんな特長があるのだろう’
     また、聖一国師は博多の町に疫病が流行ったときに、施餓鬼棚(せがきだな)に棒をつけて、自らその上に乗り、祈祷水(甘露水)をふりまいて辻祈禱された。このお姿が災厄除去の祇園信仰と結びついて山笠神事として発展したと言われています。ですからね、承天寺は博多祗園山笠発祥の寺もあります。これから、追い山のスタート地点となる櫛田神社境内を目指して国体道路を走ります。腰が落ちたり腰が引けないように、腰の位置を心もち高くと思いつつ走っています。

    走りはじめて1.2Km

     ムリをすることなく、ゆっくりと、楽しく、そして気持ちよく走れています。
    【櫛田神社(くしだじんじゃ)】
     博多の総鎮守様として「お櫛田さん」の愛称で親しまれているのが櫛田神社です。境内に入ると、やさしいピンク色で透明感のある花びらが冷たい風に樹々で揺れています。目についたのは早咲きの桜で、花全体としてはやや盃状になるのが特徴です。(ツバキカンザクラ)
    ‘なになに’
    【博多祇園山笠の飾り山笠】
    ‘博多祇園山笠で使われる飾り山笠 祇園山笠は仁治二(1241)年から伝わる櫛田神社の神事なんですって’
     拝殿の裏手にある絢爛豪華な飾り山笠の前を通り抜けて、南西方向を向いた鳥居に着きました。あれ、こんなところに石段があります。中世博多の陸地はこのあたりまであって、石段の先は海に面した入り江が広がっていたそうです。その時代に、中国や朝鮮に向かう旅行者は危険な航海に先立ち、沖に泊めた木造の大船から小舟に乗り換えて入り江を進み、この石段の下に舟を着け、この石段を上り、櫛田神社で安全を祈願したといいます。無事に帰還できた際も同じように、この石段を上り、櫛田神社で「お陰様で、無事に戻りました」と航海の安全を神に感謝しました。さあ、トントンとこの石段をおりますと、流れ込む川にでます。
    【博多川】
     水車橋を渡り『博多川』のリバーサイドを走ると明治橋にたどり着きます。橋の格子を見て、そのデザインに驚きました。な、なんと、格子が盃になっています。きっと、これは『黒田節』の大杯ですよ。
    ‘本当だ’
    【中洲】
     毎年九月に開催される中洲ジャズ(NAKASU JAZZ)は、中洲を中心に開催されるジャズ・フェスティバルです。驚きますね、どなたでも、ジャズの野外及びストリートステージを全部タダ(無料)で観覧できます。ジャズの素晴らしさを楽しんだ活気に満ちた多くの笑顔が音楽とともに溢れています。トランペッター、ピアニスト、ドラマー、ベーシスト、それにサックスプレーヤーの演奏が浮かんできます。演奏しているのは誰でしょう。デューク・エリントン(Duke Ellington)、マイルス・デイヴィス(Miles Dewey Davis)、ジョン・コルトレーン(John William Coltrane)、マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)、キース・ジャレット(Keith Jarrett)、それともチック・コリア(Chick Corea)。
     いやいや、サッチモの愛称で知られたルイ・アームストロング(Louis Armstrong)さんでしょう。1901年生まれのルイ・アームストロングは生誕120年の節目です。彼は、いつもニコニコ笑って、彼のやさしさ、仕草などすべて大好きですね。サッチモの演奏は今日もスイングしています。自由に即興的な気分で私の走りも楽しくスイングしだしました。
    【福博であい橋】
     東の商人の町「博多」と西の武士の町「福岡」との出会いの場所は『福博であい橋』です。橋のベンチに大きなパラソルが立っています。赤い大きな傘は満々と酒をつがれた大杯、黒く長い傘の柄は大杯を飲み干して飲み取った槍です。このパラソルは『黒田節』のイメージですね。
    ‘なんだろう’
    【ステップガーデン】
     天神中央公園から北を向くと、たくさんの樹木がこんもりと生えた「アクロス福岡」の『ステップガーデン』を見ることができます。「アクロス山」とも呼ばれ、山頂へは階段で登れます。
    ‘この建物はホールや会議場をそなえた複合施設 屋上は展望台になっているそうですよ’
    ‘高さ60mビルの14階に相当するそうですよ’
     ここは、腰を高くして、足に弾みをつけて、リズミカルに軽いステップで”階段登り”しましょう。鳥のさえずりや流れる水音を聞きながら、トントンと登ります。どんどんと登るとしだいにしんどくなってきました。やっとたどり着くと、大きく息を吐きました。とたんに「ふう~」と息をすって深呼吸をしていました。必ずや、”階段登り”は走法のステップアップできているに違いない。下山したら踵(きびす)を返して、少し戻りました。
    【薬院新川】
     「アクロス福岡」「天神中央公園」の脇を流れる『薬院新川』に沿って石垣を見ることができます。1601年から今日まで、過ぎた歳月が古い石垣に滲み出ています。
     さて、目線をまっすぐ前に向けます。すると、博多港のシンボルとして親しまれている「博多ポートタワー」が小さく見えます。設計は別府タワーや東京タワーなどを手がけた塔博士 内藤多仲(ないとう たちゅう)さんです。「博多ポートタワー」は設計されたタワー六兄弟のひとつで、最後に完成したので”タワー六兄弟の末っ子”と呼ばれいます。
     これから、黒田如水・長政が築城した福岡城跡に向かい明治通りを走ります。腕や肩に力が入っているようです。力をスッと抜きたくて、手を軽く握り直したら肘も曲げ直して、手は真っ直ぐに後ろに引くように大きく振しました。それに、少しだけ肩も後ろに引くようしています。

    走りはじめて3.1Km

    ‘人が多い九州最大の繫華街ですって’
    【天神】
     福岡城を囲む黒田藩自慢の堀はこの辺、東側から「肥前堀」「紺屋町堀」「中堀」が連なり、本丸、二の丸、三の丸の周りを外堀が巡って、西側は博多湾の入り江の一部を埋めた「大堀(現・大濠公園)」です。天神地下街の8番街にある「石積みの広場」はかっての「肥前堀」の水面下です。
     武家屋敷は、堀を隔てて城の北側の潟だった海に面した細長い土地を埋め立てて東西に造られた。その城下町の構成は、侍町・社寺・町屋からなり、侍町は身分に応じて組分けされ、町屋は商人町と職人町とに分かれた。社寺は城の防衛の意味から川沿いや海岸沿いに巧みに配置されて砦の役割を持った。ところで侍町、大名町には上級の家臣団が住んでいたところで、家老級の重臣が城内に住んでいたわけです。中級の馬廻りの家臣は荒戸一帯に、それよりも下の位の武士は唐人町界隈と薬院付近に住んでいたようです。地行、春吉には足軽がいました。
     現代の天神は、人だけでない、自転車も多いから歩道を真っ直ぐには進めません。人と自転車を右へ左へと得意なスローランニングでぬって走ります。走っていると、突然、道は直角に折れ曲がっている、いわゆる遠見遮断な道になっています。この直角な道は城を守る防衛策なんだ。道なりに曲がると西鉄グランドホテルの正面と出会います。さらに明治通りを西へと走ると現在、1号堀~5号堀の名称で呼ばれている福岡城の外堀となります。当時の堀の幅は50m以上だったという。今走っている道は明治末期に路面電車を敷設するため埋められところで、地下に堀の北壁を見学することができます。
     明治通りに面している「上之橋御門」跡へと折れると、石垣は稜線が美しく、過ぎてゆく白い壁を眺めながら石だたみのおだやかな坂を走る。ゆるやかな勾配の坂ですが、どうしても上り坂はしんどいです。前傾姿勢になり、肩の力を抜き、さらに腕を大きく振って、腕の力に助けられて上がりました。
    ‘広い、ゆっくりくつろげそう’
    【舞鶴公園】
     視野いっぱいに広がる原っぱを走ると、気持ちも身体も空を翔けたくて、腕が上がり両手を大きく広げていました。天守につながる道から、スイートスポットに当たったテニスボールのパコーン、パコーンととても爽やかな弾む響きが聞こえてくる。石垣とふれ合う庭球(ていきゅう)場を左に折れて、幅広い石段の「東御門」跡を抜ける。すると、闘球(とうきゅう)場があります。ちょっとふり向いてみたら、ラガーシャツにヘッドギアをかぶった子供たちが蹴り上げられたラグビーボールに手をひろげてつかもうとしている。先を左に曲がって石段をかけ上がる。右側へ扇状に拡がる「扇坂門」跡に到達します。さまざまな梅が咲いている「二の丸梅林園」は当たり一帯に梅の匂いが香っています。梅の種類は30種を超えています。それで、白梅110本、紅梅160本、それに枝垂れ梅6本、梅の総数は276本だそうです。(ウメ)
     ゆるやかな坂道に出る。ここは松ノ木坂と呼ばれる下り坂です。少し腕を下げて、歩幅を狭めて、足でブレーキをかけてゆっくり、体がそっくり返らないようにして走りました。
    ‘公園が続いている’
    【大濠公園】
     のぼせた市民ランナーに知れ渡っている大濠公園のランニングコースは、周回2kmの「ゴムチップ舗装」です。そこをちょこっとだけ走って、菖蒲島・松島・柳島と三つの島を4つの橋が北と南の岸をつなぐ公園池の中央部を通り、公園の外に出た。
    ‘お腹もすいてきたところですね’
    【うどん屋】
    ‘公園を出て直ぐにありましたね’
    地行の交差点までに饂飩屋が三軒並んでいます。
    ‘本当、おいしそう’
    まずは「茶ぶ釜」の”かけうどん”。品よくネギといりこがのっている。一番に口にするダシは瀬戸のいりこダシで、まろやかなコクが美味しい。うどんは気持ち偏平した麺で、くにゅとコシがある。次に「當仁うどん」の”丸天うどん”。黄金の柔らかいスメに真っ白い麵で、ずるずるとすすっているうちに切れる麵の軟らかさ。かみ付く厚みのあるゴボウ丸天はささがき牛蒡の香りがほんのりと美味しい、上出来。カマボコとネギがのっかっているのは、もちろん。最後に「天ぷらうどん」の”ゴボウ天うどん”。大盛りのネギに風味あるスメが見事なふんわり柔らか麵にピタリと合ってる。かじり付く一つひとつ揚げられた薄いななめ切りのゴボ天にパリッと感としんなり感との歯ごたえが共存!これは絶妙。ここだけの忘れられん辛いキムチ小皿が共に運ばれる。
    ‘博多は商人の町忙しい商人がすぐに食べられるように柔らかい饂飩になったそうですよ’
    疲れた~。フッと大きく吐いてみた。

    走りはじめて8.7Km

    ‘そろそろゴール決めましょうか’
     地行の交差点を右に折れて海岸へ向かいます。今、自分の身体を前に運んでいます。手足を動かしている感覚が薄れています。今、自分の身体は運ばれています。
    【地行中央公園】
     ”パイン”、”パインアップル”があります。なんば言うと。えぇぇ、違っとう。わからんと。”松ぼっくり”の形がデザインされた「松の実」です。周囲になじむ色彩で温かい彫刻「松の実」はひっそりと飾られています。「松の実」はスペイン・バルセロナの世界遺産「サクラダファミリア」の主任彫刻家 外尾悦郎(そとお えつろう)さんの作品です。すぐ横には中世ヨーロッパをイメージしてデザインされた時計台や噴水があります。赤レンガ塀に囲まれた円形の広場もあります。先へ走ると、高いところに色彩豊かな彫刻「大きな愛の鳥」が見えます。フランスの彫刻家ニキ・ド・サンファールさんの作品です。また、目の届くところに2階建ての歩行者専用橋「ふれあい橋」もあります。
     傍に樋井川があります。小(ちいさ)きを合(あつ)めて大(だい)を為し、油山から雨の集まった小さな流れが大きな流れとなって海まで続く樋井川が伴走してくれた。走るスピードをゆるめて、楽しい気持ちのままで、この日のランニングを終えられます。
    【福岡市海浜公園】
     博多湾に面し、能古島と志賀島が目に入った。さぁゴールに着きました。シーサイドももち海浜公園、地行浜のきめ細かい白い砂浜です。「旅ラン」はやおういかん、きつかった。
     ちゃぷんちゃぷんのなみ、北からのうみかぜがちっと温かくなっとう。
     もうちょい、一ノ堰まで走ろうっと

    【手控え】
    《博多という地名の起こり》
    博多湾全体が遠浅海岸で、古くから天然の潟(あがた)がたくさんあった。その干潟に沢山の船が停泊するから”泊潟(はあがた)”で、それを”は潟”とそして”はかた(博多)”になまったようです。
    《福岡という地名の起こり》
    軍師 黒田官兵衛が築城と城下町づくりにかかった。中世には備前福岡と呼ばれる山陽随一の商都で、祖先の興った備前国邑久(おく)郡福岡村にちなみ「福岡の市(いち)」をそのまま名付けたとか、「福を呼ぶ丘」にしたいとか言われ、”福岡”となったようです。現在の岡山県瀬戸内市長船町福岡地区。

    #603 返信
    figo
    ゲスト

    なんそれ文字列制限ないんやん嘘ばっか

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